少し番外編が続きましたので、軌道修正して、今回は水泳部OB・OG会「高津水桜会」会長の鈴木範一氏(高校30期)にお願いしました。大和ハウス工業(株)の総務課次長として多忙な中を、土曜日にも拘わらずお時間をいただきました。
■水桜会について
・水泳部OB・OG会は、現在約400名の会員となっています。平成23年8月20日に開催した創部60周年記念式典には68名、祝賀会には高校19期~高校65期の幅広い層が集い、当時の尾上校長にも出席いただき86名の参加となりました。
・同窓の協力で、創部60周年誌を編纂することができ、水桜会のホームページ(群芳HPの「クラブOB/OG会情報」で検索できます。)も立上げており、毎年の行事予定等も郵送するなど、活動は組織的に行われています。
? (写真・水泳部の「創部60周年誌」~平成23年発行~ )⇒
■恒例行事について
・定時総会は毎年11月最終土曜日に忘年会を兼ねて大阪で開催しますが、東京でも12月第2土曜日に忘年会を行い毎年20名前後が集まります。
・現役との交流では、6月に「初泳ぎの会」を行い、7月の合宿にも参加し、8月には「OBvs現役対抗戦」を行なっています。笑い話ですが、先の「初泳ぎの会」に、奈良在住のOBがトライアスロンの練習も兼ね、奈良から鶴橋まで走って駆け付けるハプニングがありました。(大笑)
■現役について
・現役活動は1~2年が中心となり、部員約20~30名とマネージャー約6~7名で練習が進められています。
・今は顧問が水泳経験者でないのですが、高校入学前の時点でスイミングスクール等での知識・経験を持っている生徒が殆どとなっています。なので、マネージャーと組んだ時間計測や練習プログラムを工夫し現役同士で教え合って練習しています。
・ある意味で「自由と創造」なのですが、合宿に参加したOBから、体育会系の規律のような緊張感が欠けているのではとの苦言も聞こえています。
■100周年事業と同窓会について
・100周年事業の認識が無かったので、まだ4年あるので水泳部として前向きに考えてみます。
・少し水泳部とは外れますが、私が人事・総務の管理畑であったこともあり、前・尾上校長から依頼を受け、体験型進路学習の企業訪問に協力させていただいたことがあります。水泳部の後輩でも先日、就職活動のアドバイスを求めて訪ねて来ました。
・水泳部のOB会も、集まれば今年卒業した人から80歳代の人までが親しく話し込んでいます。世代を越えて相談・支援し合える関係であるのがいいところです。大学進学者を含め、どの企業どんな職種に就くかは悩ましい問題なので、多種多様な企業・職種のOB・OGが相談相手になれる仕組みがあれば喜ばれると思います。
・そのために、会員WEB名簿の勤務先・職業・職種への登録事項を上手く活用出来ればと思います。
【取材後記】
・企業の第一線で活躍されていることもあり、中身の濃いインタビューとなりました。水泳は年齢層が広いこともあり、OB・OGと現役との接点が取りやすいこともあり、「水桜会」の活動は非常に参考となりました。是非とも、水桜会のパワーを100周年事業にお貸しください!
取材日 2014.06.28