100周年事業記念式典・祝賀会の協力依頼を兼ね、今回も番外編(特別会員である現教職員)として、多くの個性ある諸先輩を輩出した、伝統ある美術部の現役顧問をされている小谷智彦先生にお話を伺いました。
■美術部について
・高津では、一年次の授業として音楽・美術・書道の中から一つを選択することになっており、多くの生徒が、幅広く芸術に接することのできる教育環境にあります。
・美術部は過去に多くのOB・OGを輩出し、その数で会員WEB名簿のクラブ登録数ベスト10のうち317名のベスト5と聞いています。ただ、残念ですが、現在は1年生3名、2年生3名、3年生2名の少数精鋭(!)となっております。
・美術部の活動は油絵制作が中心です。校外発表の場として8月に開催される大阪府高等学校美術・工芸展(高校展)や2月の第5ブロック展があり、美術部全員が出品しています。校内では、記念祭での校門デコレーションを担当しています。「自由と創造」の精神を尊重し、生徒の意思が作品制作に反映されるよう、活動支援をおこなっています。
■100周年事業について
・100周年事業では出来る範囲で協力させていただきます。美術部は、現在PTA広報誌「ゆう・ゆう」、国語科の作文集「年輪」、さらに「記念祭パンフレット」等の表紙画作成を担当していますので、同様に100周年記念誌等での協力をさせていただければと思います。
・また、美術部の生徒たちが参加できるような、100周年事業記念グッズ等の作成企画があれば、部員にとってとても良い経験になると考えています。
・美術部以外にも、自治会等との連携を図っていかれると、全校生徒レベルで100周年事業への参画意識を広げることに繋がると思います。
■同窓会について
・美術部の諸先輩との接点が希薄になっていますので、OB・OGと合宿でご一緒したり個展情報の案内をいただいたりする等、情報伝達が容易に出来るよう連絡先の整理が進んでいけばと思います。
・群芳ホームページが4月にリニューアルオープンされたことを知りませんでしたが、今後、美術部としても情報発信を心掛けますので、宜しくお願いします。
【取材後記】
・先日、ある美術部シニアOBの方に、半分冗談で「体育会系の雰囲気にお見受けしました」とお話しすると、すかさず「昔は複数の体育会系クラブを掛け持ちするOBが多く、硬派が揃っていた」との答えが返ってきました。100周年を機に、新たな流れが生まれれば幸いです。
? ? 取材日 2014.06.23