母校の2018年(平成30年)創立100周年を4年後に控え、各期・各クラブの幹事の方々に、お話を伺うシリーズで、今回はクラブ幹事の3回目となります。
今回は、体育会系クラブで強力な組織力を持つ、高津高校バレーボール部OB・OG会会長の尾崎仁さんの職場(東大阪の尾崎医院内科)に出向きお話をお聞きしました。
■バレーボール部について
・バレーボール部のOB・OG会は、平成24年の時点で約800名の会員を数えますが、実際に連絡が取れる会員は約600名になります。
・私が会長に就任し5年を経過しますが、毎年8月に「高津高校バレーボール部OB・OG会新聞」を発刊し、3月末には現役学生との交流会、10月の連休に昼は総会とOB・OGと現役の交流戦、夜に懇親会を開催しています。
・バレーボール部は過去に、国体準優勝と言う輝かしい記録を持つのですが、その歴史を若い世代に伝えていくのが年々難しくなっており、クラブ同窓会としては、バレーボール仲間の「集いの場」に力点を置いた活動をしています。
・例えば、クラブ役員として、会長・副会長、会計等は当然ですが、敢えて「学生幹事」(平成25年は8名)を置き、現役との繋がりを維持するような工夫もしています。
・運営形態では、新聞や郵便での情報伝達に依存してきましたが、今後は、すでに開設しているクラブホームページや、インターネット等を活用する必要があると思っています。
■母校の創立100周年に向けて
・昨年10月のクラブ懇親会に、高津高校同窓会会長に就任されて早々の佐伯さんが参加されたこともあり、一部のOB・OGには100周年のことは伝わってはいますが、まだ十分とは言えません。
・これまで、バレーボール部は自己完結した同窓会活動を続けてきましたので、今のところ、母校の100周年に向けて特段のアイデアはありません。ただ、OB・OGの30代~40代世代を巻き込んだ一つの起爆剤と出来ればと思います。
・ちょうど、私は昨年に還暦を迎え、高校同期の還暦同窓会があり、大いに盛り上がりました。同窓が大きなイベントで集うことの楽しみをクラブでもどう実現するかOB・OGの役員会でも検討してみます。
■同窓会への要望について
・同窓会への要望ですが、これまでさほど考えたことはありませんでしたが、同窓会として100周年事業に向けた情報発信を宜しくお願いします。
・例えば、私は大阪市内在住で、朝日新聞を購読していますが、今年3月4日の「まなビバ!教育2014」での高津高校が大きく掲載されたことは全く気づきませんでした。(笑)
・先ほども触れましたが、バレーボール部同窓会は、これまで新聞や郵便での情報手段に依存してきました。同窓会がWeb名簿で会員情報を把握されているのなら、その情報を有効に各期・各クラブに流してもらえれば助かります。
【取材後記】
・初めての職場取材となり、新鮮で和やかな雰囲気でお話を伺えました。診療室の奥の戸棚に「群芳」が置かれてあったのが微笑ましく、お医者さんの傍ら、高津高校バレーボール部OB・OG会会長として尽力される姿勢に頭が下がりました。
取材日 2014.03.27