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2014.04.23 13:28 各クラブ幹事シリーズ

クラブ幹事_第4回 バスケットボール部 -【高20期】松宮 保一 氏-

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体育会系クラブの剣道・バレーボールに引き続き、今回はバスケットボール部の松宮保一さん(第20期)にお願いしました。
同部同窓会の特徴は、高校3期から15期の13年間の間に、なんと8回の全国大会出場を果たした黄金時代を経験されたOBの存在がありました。

■栄光の時代から「高津クラブ」を経て
・バスケットボール部は、高校13期に近畿大会で優勝し、続いて3年連続でインターハイに出場しており、高校3期から17期までのOBのいずれもが全国大会出場の経験があります。
・その後も、高校19期から29期のOBが、高津卒業後も大学生・社会人として「高津クラブ」を結成し、1983年(昭和58年)から3年連続で近畿クラブチーム選手権に出場しています。
・このように、同部同窓会の活動は懇親会的なものでなく、現役プレーヤーとしての性格が強かったと言えます。
・ただ、2000年(平成12年)に創部77周年を迎え、祝賀会開催や、クラブ記念誌の作成等の記念事業が挙行されましたが、それ以降は全体としてのOB会は開催されておりません。
しかし、60歳以上のメンバーで「高津高校バスケットボール部シルバー会」(第16期楢原会長)として活動を継続しており、今年も5月18日に集まります。

■母校の創立100周年に向けて
・私は、神戸大学男子バスケットボール部70周年記念事業に携わり、現在も同会の会長をしています。その経験からコメントをしますので参考にして下さい。
・大切なことは、記念事業の基本コンセプトをしっかりと持つべきです。OB・OGが集まると、どうしても過去に重きを置いたものになりがちですが、現役及び将来の後輩につながる視点が必要だと思います。
・例えば、記念誌を作成する場合に、座談会記事で多くの頁が割かれるケースがありますが、対談者には共有認識があって自明のことでも、話されている内容をそのまま文章化すると、当事者ではない読者には、正確さを欠くものが伝わるおそれがあるので止めたほうがいいと思います。
・その意味では、記念誌をDVDで作成し、映像や音楽を入れることは、若い世代に興味を持ってもらえ、メッセージが伝わりやすくなると思います。scorebook_01

同窓会への要望について
・母校の100周年に向け、「シルバー会」を発展的に全ての期のOB・OGをカバーした同窓会組織にしたいと考えています。その為の支援を願いしたいと思います。クラブ幹事の立場で言えば、Web名簿でクラブ検索ができ、メールアドレスが利用出来れば非常に助かります。

【取材後高津食券記】

・取材時に、第13期の近畿大会で優勝された時のスコアブック(写真)を持参頂き、その説明をされる時の表情が現役プレーヤーそのものでした。(笑)
・インタビューが終わってから、当時の学生食堂の「食券」(写真)を見せて頂きました。このサプライズには驚きました。(大笑)  取材日 2014.04.21


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