高校22期の大西文秀さんが、国土交通省国土政策局が公募した「日本未来デザインコンテスト」の一次審査を通過され、霞ヶ関にて最終の公開審査プレゼンをされました。
国土政策局では、急激な人口減少、少子化、異次元の高齢化の進展や巨大災害の切迫、インフラの老朽化など我が国を取り巻く課題を踏まえ、「国土形成計画（全国計画）」（昨年８月閣議決定）において、新しい国土の基本構想として提示された「対流促進型国土」の形成に向けた政策立案に資するアイデアを、様々な世代、個人・団体（５名以内）より公募の上、事務局審査を行い、９つの提案が一時通過して、有識者3名による公開審査が行われました。
大西さんは、「流域圏と環境容量の再生による国土可能性の向上」と題した提案で、惜しくも入賞は逃されましたが、、「ベストナイン」に選出され、国土政策局長や大臣官房審議官にプレゼンのあと、記念撮影などをされたそうです。

大西さんの提案作品は、以前群芳ホームページでも紹介した、『流域圏からみた日本の環境容量』（2013）と、『環境容量からみた日本の未来可能性』（2011）という、第12回環境情報科学センター賞(2012年)や、流域圏学会賞(2014年/2015年)を受賞した、ご自身の著書である関連書籍を更に進化させた内容の作品です。

大西さんの著書の紹介は http://kozu.cc/kinfo/2014/04/10133732

提案作品の最終頁をお送りいただきましたので、以下に掲載します。