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2015.09.07 17:10

パネルディスカッション議事録

SONY DSC日 時:平成27年8月22日(土)16:30~17:45
場 所:ホテルアウィーナ大阪3階 葛城の間

当日放映されたパワーポイントをPDFに変換したのがこちら
⇒★☆150822_高津高校パネルディスカッション

(1) 開会挨拶及びパネラー紹介 
司会である浅田副会長がパワーポイント1頁(以下、PPT1)を開示し、創立100周年事業に関するパネルディスカッションの構成及び登壇パネラーを紹介し、質疑応答は最後に一括する旨を伝えた。

(2) 総論
2-1.学校のあゆみと現状について(PPT3~12)

村田校長より、「高津高校の100年のあゆみ」(PPT3)と、「直近10ヶ年の教育行政と高津高校の動向」(PPT4~6)の説明があり、具体的に「SSH(Super Science High School)・GLHS(Grobal Leaders High School)としての取組み」(PPT7~12)が写真を交え紹介された。
・続いて、高津の「進路指導と学習指導」に関する取組(PPT13~17)が説明され、具体的な「国公立大学進学状況」等(PPT18~21)についても説明された。

2-2.100周年準備委員会の構成・合意事項について(PPT23~28)
・佐伯会長より、先ず同窓会の「期幹事の現状」等(PPT23~25)が報告され、100周年事業に向け各期幹事の役割が重要にも拘わらず、一部で不在である等の課題が報告された。
・続いて、「100周年準備委員会(学校・同窓会・PTA・高風クラブ)の構成と開催動状況」(PPT26頁)が報告され、100周年に向けた「重要な合意事項」(PPT27頁)として「学校(在校生・教職員)が主体である」ことが強調され、最後に今後の「推進スケジュール(案)」(PPT28)の説明があった。

(3) 各論
3-1. 記念事業コンセプト(PPT31~32)
・佐伯会長から、100周年事業のコンセプトについて様々な議論はあったが、準備委員会として「もっと自由に。もっと創造。」で合意されたことの報告があった。
・また、今後は主要なテーマ(記念誌/記念映像、式典/祝賀会、教育環境整備、寄付金)は統一したコンセプトワードで進められることに理解を求める発言があった。

3-2. 記念誌・記念映像(PPT34~35)
・中嶋副会長より、当初は記念誌を磁気媒体とする方針であったが、反対意見が多く寄せられたことから、記念誌は紙媒体で200頁の冊子とし、加えてDVD(式典映像等)及びCD-ROM(資料)の3点セットとすることになった事が報告された。
・また、販売方法は事前申し込み制とし、在校生等へは無料配布を予定していることが補足された。

3-3.式典・祝賀会(PPT37~38)
・佐伯会長より、会場選定に関して大阪城ホールで16,000人を想定した個人提案が寄せられ、平成27年7月25日開催の幹事会で審議の結果(議事録を参照)、100周年準備委員会が提案する開催要件(収容人数・移動容易性・音響施設等)に合致するグランキューブ大阪(式典)とリーガロイヤルホテル(祝賀会)で決定した旨の報告があった。
・なお、東京在住の同窓生が100周年祝賀会に出席しやすいよう、会場を東京・大阪の2ヶ所とし、TV中継(校歌斉唱等)を企画しているとの説明があった。

3-4.教育環境整備(PPT40~42)
・引き続き佐伯会長から、母校の教育環境の整備を目的として100周年記念の特定寄付金として「アクティブラーニングスペース」と「教科準備室のエアコン」の設置を準備委員会で合意している旨の説明があった。
・なお、アクティブラーニングスペースとは、「教員による一方的な講義形式とは異なり、・・能動的に学修する空間」ことを意味し、既に大学では一般化しているが大阪府下の高校で初の試みであることから、校是の「自由と創造」にちなんで“Create Labo”の呼称を予定している旨の説明があった。

3-5.情報発信・ITシステム整備(PPT44~45)
・山口副会長より、従来の同窓会が持つ情報発信ツール(会報・群芳ホームページ・メールマガジン)に加え、「100周年ホームページ」と「フェイスブック」を新たにオープンし、ネット処理の優位性(経済性・拡散性等)を活用することが報告された。
・さらに、今後予定される100周年寄付募集や記念誌申込みに対応する「IT管理システム」を導入し、事務処理の効率化を図ることが補足された。

3-6.寄付金募集(PPT47~51)
・森田募金特別委員長から、過去のその期別寄付者の分析結果が報告され、今後の寄付金募集アプローチの説明があった。
・また、具体的な寄付金目標額が1億円(特別寄付金5千万円、一般寄付金5千万円)であることが発表され、最後に、100周年ロゴと『“ALL高津”で100周年記念事業の推進を!!』のPPTで締め切られた。

(4) 質疑応答
引き続き、浅田副会長の司会により、会場との質疑応答が実施された。

意見1:
母校の100周年に巡り会ったのも縁なので、寄付に協力をしたい。会社関係者等
の資金的余裕がある方は社会貢献として大きな寄付をお願いしたい。(江間氏:高校31期)
補足1:是非宜しくお願いします。(森田募金特別委員長)

意見2:寄付金の納入状況を定期的に開示し、各期で競わすのが有効である。(北浦氏:高校1期)
補足2:ご指摘の通りで、群芳ホームページに記載することなどを予定している。(森田募金特別委員長)

質問1
:寄付金募集で高校20~30期が最も重要な階層となり、これらの期幹事を中心に積極的に募金活動を展開する必要がある。その為には、同窓会として名簿情報を磁気データで提供することが有用であるが、現在は紙ベースとなっており問題ではないか。(森本氏:高校23期)
回答1:高津は先駆的にWeb名簿を導入したが、当時はセキュリティーを極めて重視し、同窓会事務局のデータ処理を大幅に制約し、システム管理会社で処理させる仕組みを採用している。100周年に向け情報利用者たる幹事の責任・権限を含めて見直す時期にあると考えている。(山口副会長)


意見3:同窓生の集まりで、期・クラブ以外の「くくり」として同じ業界での集まりや、例えばノーベル賞受賞者の山中教授や、テニスの松岡氏の父親が高津OBであることから「親子の会」を企画してはどうか。(森本氏:高校12期)
補足3:Web名簿の個人情報として資格・所属組織の登録項目があり、100周年の一環としてこれら個人情報の公開登録を呼びかけて行きたい。「親子の会」は面白い視点なので検討させて頂く。(佐伯会長)

質問2
:学校の現状説明のなかで、SSHとGLHSに関して、教員加配と年間2千万円補助の説
明があったが、これは重複するのか。(田村氏:高校21期)
回答2:教員の加配はGLHSとして大阪府が所管し、2千万円補助はSSHで国・文部科学省の所管なので重複はしない。(村田校長)

質問3
:寄付金目標の1億円は確定額なのか。(田村氏:高校21期)

回答3:現時点で根拠資料で積み上げた概算であり、今後実行委員会で精査し詰めていくことになる。(森田募金特別委員長)

(4) 閉会挨拶
 浅田副会長が、上記以外の質問がないことを確認し、もし質問があれば事務局にメールを貰えれば個々の担当役員が対応する旨を伝え、閉会した。

以上


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