～高20期21期22期　合同同窓会　報告～

　2012年9月30日(日)心斎橋の大成閣にて『三期合同同窓会』が開催された。
　本年は2000年に三期合同で校庭に埋めたタイムカプセルを引き揚げる年にあたり、前日の29日夕方に記念祭中の母校にて引揚げ式及びカラになったカプセルを在校生に贈呈する式がとり行われた。小雨の中、40数名の同窓生に見守られながら取り出された品々は、同窓会館にて確認された後、翌日の同窓会会場での展示のため運ばれた。

　同窓会当日は、台風接近という悪天候にもかかわらず、殆どキャンセルもなく、８名の恩師と各期70数名ずつ、220余名が、４時間を超える同窓会を楽しんだ。

　今回の同窓会は、三期合同で多くの方の参加が予想されたため、各期の幹事たちは２月に顔合わせをしたのち、5月から本格始動しはじめ、鶴橋にある寄席小屋「雀のおやど」で何度も幹事会を重ねた。企画面でもそれぞれの期の方に楽しんでもらえるように打合せを繰り返した結果、２年前に再結成された21期のバンド『ファイヤーブランズ』のライブと、22期が前年に開催した同窓会で好評を博した『なつかし映像』の上映をメインに、３学年合同ならではの『クラブ毎の各期の卒業写真』を当時流行した音楽と組み合せて作成した映像をＢＧＭとして流すことなど、次々とアイデアが出された。又、会場の下見をして音響・映像設備、レイアウトなどのチェックも行った。

　当日は、20期の任幹事長の挨拶で幕があき、物故者の名前が、恩師を始め各期のクラスごとに、スクリーンに映し出されると、あちこちで「え～っ」といった声が漏れた。86歳の最高齢でいらっしゃる小西先生の乾杯の音頭のあと、歓談および写真撮影に移った。

『懐かしの校舎と高津ライフ』のビデオ放映では、映し出される校舎や教室、廊下、中庭風景のほかに各期のアルバムから取ったスナップ写真の数々に、場内では感嘆の声や拍手がおきて、一同45年前にタイムスリップしたかのようだった。このビデオはＤＶＤ化して当日カンパによる販売をしたが、殆どが売り切れてしまった。
　21期の『ファイヤーブランズ』も大いに盛り上げてくれた。次々にオールデイズの名曲が演奏されると、それぞれが口ずさみ、リズムをとって青春時代のように謳歌した。懐かしい学校のチャイム音と共に、司会者の『起立！礼！』の号令と共に始まった先生方へのインタビューでは、各先生が矍鑠（かくしゃく）とされていて、それぞれのお言葉に重みを感じた。21期の今川幹事長の謝辞も心に響くものがあった。

　第2部は、『ファイヤーブランズ』の演奏に、それぞれの期の有志が交代でステージに上がっての『オールデイズ生オケ』。懐かしのＧＳの曲などを歌い踊り、会場は興奮状態。そのあとのダンスタイムでは、20期の先輩たちが乗り乗りで盛り上がって、大ダンスパーティー場と化した。

　最後に、全員で校歌を斉唱し、名残を惜しみつつ解散したときには、台風は既に三重のほうに去っていた。

　今回の同窓会に参加くださった先生方、先輩たち、学友たちに心から感謝すると共に、幹事会でご苦労戴いた幹事の皆さんに深い敬愛の念を禁じえない｡

今回の同窓会及びタイムカプセル引揚げ式の写真は、下記のウエブアルバムに掲載。

　https://picasaweb.google.com/101831039985163882211

また、21期のホームページでも、一部掲載。

　http://www.sato-light.com/kozu/21ki/index.html

22期　浅田千鶴

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