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2022.09.12 13:41 お店訪問

卒業生のお店訪問 「鉄板焼き 今里」 阪東重明さん(高校19期)

2022年9月10日(土) 高校19期阪東重明さんが営まれる「鉄板焼き 今里」におじゃまし、インタビューさせていただきました。
お店の名前どおり、場所は近鉄今里駅からすぐ。昭和の香りが漂う商店街の角を曲がってすぐのところです。

 

Q:お店の歴史とご自身の経歴をお伺いします
A:昭和44年に父がこの地で創業しました。
お客さんの目の前で焼く鉄板焼きのスタイルの店としては最先端だったかと。
自身は大阪府立大学工学部(応用化学)に進学。大学2年の時から店の手伝いをしながら、商売の事は自然に覚えていきました。結局就職はせず、そのまま店に入りました。

Q:ご家族のお話を聞かせてください
A:遠い親戚にあたる奥様は今でいうSE(システムエンジニア)の先駆け。企業のシステム構築や管理のお仕事をされていたそうです。今のようなコンピューターの発達していない時代、様々なご苦労があったでしょうね。そんなお二人の遺伝子を引き継いでお嬢様は阪大工学部から旭硝子にご就職。
産学共同事業で名古屋大学でも特任准教授としてお勤めだそうです。(まさにリケ女)ご自慢の奥様、娘さんの話をされる時の阪東さん、とてもうれしそうでした。

Q:お店の自慢は?
A:(っとここでまた俄然話に熱がこもってきました。)
何と言っても、「お肉」です。お肉の質だけはどこにも負けない。自慢できます。
阪神淡路大震災までは神戸まで肉の買い付けに行っていましたが、震災後は大阪の何社かの卸業者から仕入れています。
出入り業者に対して良い肉はいくらでも買う、産地にもこだわらない。
自分の目利き一発で判断する。ここからは肉のランク付け、新鮮かどうかの見分け方、奥から5キロのヘレ肉の塊を出してきて、「ここの部分はシャトーブリアン、ホテルなんかでは ここしか出さない。でもうちは他の部位と混ぜて食べてもらっている。」この値段で これだけのお肉がいただけるのは、お客さんにこの美味しさをわかってもらいたいという 店主のこだわりと熱い思いにちがいありません。

 

Q:高津高校の同窓生の集まりはありますか?
A:自分は高校時代クラブも入ってなかったし、どちらかといえば地味な高校生活だったけれど19期は多方面で有名な人も多く、ここ15年くらいは誰かが声をかけては よく集まってくれています。

Q:ご趣味は?
A:ゴルフを少し。(同窓会コンペいかがですか?とお誘いしましたが、メンバーを見てこりゃ19期は上手い人ばっかりや。ようついていかんわ〜)
交通事故で痛めたひざの治療で湯治に行かれたのをきっかけに各地の温泉めぐりが今は一番の楽しみ。ちょうどそのコンペの日もご家族で有馬に行かれる予定が
入っていたようです。
どうぞゆっくり楽しんできてくださいね。

 

インタビュー後の感想
一言、店主阪東さんの「肉」を語るときの熱量の高さ。これしかありません。
これが「私の生きる道」ともおっしゃっていました。

 

余談
近鉄沿線に住んでいますが、今里駅に初めて降り立ちました(昭和・・でした)
難波で同じものをいただくことを思えば、駅近で、店主の熱いエネルギーを感じながら目の前で焼かれる最上級のお肉。しかもリーズナブル。もう〜(牛だけに)これは行くっきゃない!!

 

「鉄板焼 今里」
大阪市生野区新今里4-4-23
066754-3299


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