東京支部 2019年度秋の講演会を次の通り開催します。
今回は世界的に高名な仏文学者であり、プルースト「失われた時を求めて」の全訳を本年11月に完成される予定の、高校18期吉川一義氏による講演です。
元々は高校18期東京同期会(KZ会)の企画ですが、支部との共催とし多くの同窓生の方に講演を拝聴する機会を提供することにしました。
申込先は下記の東京支部メールアドレスとなります。
また、高校18期はKZ会幹事で取り纏めていますので重複して東京支部に申し込みをする必要はありません。
参加費無料ですので、是非ともご参加下さい。
多数の申込みをお待ちしています。
★講演:吉川一義 (高校18期)
「プルースト『失われた時を求めて』の醍醐味」
長大で難解とされる『失われた時を求めて』のなかから比較的わかりやすい箇所を選び、その抜粋を読んでもらいながらプルーストの小説がどのように面白い独創的な小説なのかを理解してもらえるような内容。
本題は1時間程度にとどめ、翻訳上の難しかった点やそれをどう解決したかや番外の逸話等に話を広げる。
日時: 2019年11月23日(土) 14:00 ~ 16:00
場所: イオンコンパス東京八重洲会議室 Room B (最大72席)
東京都中央区京橋1-1-6 越前屋ビル4階
(JR東京駅八重洲中央口から徒歩4分、八重洲地下街24番出口を出て目の前)
アクセスマップ
参加費: 無料
申込先:東京支部メールアドレス kozutokyo@gmail.com まで
※期と氏名を明記下さい。
※席に余裕がある場合に非同窓生1名の同伴を認めます。
申込み時に同伴者の氏名も記載下さい。
同伴者の可否は、締切り時点の席の余裕と申込み順により判断し、結果をご連絡します。
非同窓生のみの参加はお断りします。
申込期限: 11月15日(金)但し、満席になり次第締め切ります。
その他 : 水・お茶など飲料は必要であれば各自持参願います。
~~講演者プロフィール~~
吉川一義 高校18期
東京大学文学部仏文科卒。同大学大学院を経て、ソルボンヌ大学にて博士号を取得。
京都大学名誉教授。
世界的に高名な仏文学者であり、マルセル・プルーストと美術の関係などを研究。
日本フランス語フランス文学会会長(2009-2013年)
フランス政府「教育功労賞(オフィシェ級)」を受章(2010年)
アカデミーフランセーズ(フランス学士院)「フランス語フランス文学顕揚賞」を受賞(2010年)
「プルーストと絵画芸術」(仏語版)が仏カブール=バルベック・プルースト文学サークル文学賞を受賞(2011年)
日本学士院賞・恩賜賞を受賞(2012年)
2010年から出版を開始した岩波文庫版吉川一義訳の「失われた時を求めて」の最終巻(第14巻)は、本年11月15日刊行予定。