高1期(じんろく会)の肥田晧三さんの書籍紹介です。
目次から興味のある題目を見つけて一読するだけで、肥田晧三という方がいかにありがたい存在であるか、いかに穏やかで精緻なまなざしで大阪を見てこられたか、だれもが感銘するに違いない名著2冊です。
ぜひご一読ください。
①『再見 なにわ文化』(和泉書院)
<2019年3月9日発行>
判型四六判/256頁
ISBN:978-4-7576-0897-9 C0321
定価(税込): ¥1,980
◆目次(一部抜粋)◆
戦災
上方落語
藤沢桓夫
織田作之助
道頓堀
正月行事
OSK 他
読売新聞に131回にわたり連載された記事をまとめたエッセイ集。
同新聞社の大阪本社編集委員の滝北岳さんが肥田先生のお話を「わかりやすく文章にして、注までつけて」いらっしゃいます。
なお、滝北岳さんも高31期の卒業生です。
②『水市断章 我が大阪の記』(『藝能懇話 別冊』大阪藝能懇話会発行)
<2019年2月28日発行>
A5判・115頁・略装(表紙木版画貼込み)
頒価1500円(送料別)
◆目次(一部抜粋)◆
生玉人形
ガスビルの思い出
四つ橋文楽座
大阪府立高津高等学校バスケットボール部七十年史 刊行の辞
在津記事 私記
多治比郁夫さん 他
藝能懇話会が、肥田先生の八十八歳のお祝いとして「別冊」を発行。
先生の収集・整理してこられた資料と正確・詳細なご記憶とによって、大阪のあちこちやあれこれが語られ、そのどれもが極めて重要な記録となっています。
高津高校に関することがらも多く掲載されています。