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2014.06.27 14:28 各クラブ幹事シリーズ

クラブ幹事_第6回 ハンドボール部-【高26期】中野 元博 氏-

nakano 01今回は、会員Web名簿のクラブ登録で最大規模を誇る、ハンドボールOB・OG会のインタビューです。今年7月5日(土)17:30からの定期総会・懇親会開催の準備でお忙しい中、クラブ幹事の中野元博氏(高校26期:大阪大学大学院准教授)にお願いしました。

ハンドボール部OB・OG会について
・同部には創部以来OBが「高津クラブ」を組織して現役をコーチする伝統があり、昭和36年の大阪総合選手権で初優勝して翌年開催の第14回全日本ハンドボール大会(高松宮杯)に出場しています。
・これまで熱心な現役指導で数多くの優秀な選手や社会人を輩出してきましたが、最近はOB・OGが直接コーチ出来ない学校環境なのでボール購入・合宿費補助・戦術研究DVD購入などの資金面で現役をサポートしています。
・OB・OG会は、高校5期の額田先輩が代表となって昭和56年に名簿が整備され、平成16年の「高津ハンドボール部OB・OG会」設立総会後、高校19期の川上会長のもとで現役への支援を充実させてきました。
nakano 03・会員名簿にOB:462名とOG:421名の計883名の登録があり、会報の郵送は659名が可能で、その内の94名は電子メールによる連絡を行っています。・活動としては、OB・OG会報を毎年5月に発行し、7月第1土曜日に現役との交流試合を主とする「感謝デー」を行って同日の夕刻から定期総会・懇親会を開催しています。
・情報伝達としては、会報以外にメーリングリストとホームページ・ブログ・フェースブックで総会案内や現役の試合日程・結果をお知らせしています。
       ? (写真・ハンドボール部の「部誌」(昭和37年1月発行) 復刻版)⇒

■母校の創立100周年に向けて
・若い卒業生や現役生に対し、高津100年の伝統を知って貰える機会にして欲しいと思います。普通高校では知育偏重の傾向にありますが「知育・体育・徳育」のバランスが大切です。「徳育」では先人の教えに触れて共感し、各自が人格を高めていくプロセスがとても重要だと思います。
・100周年の節目で例えばバーチャルな資料館を構築し、母校と同窓会がホームページでリンクして次世代へ「自由と創造」の理念と伝統を継承する一助になればと考えます。
・同窓会館には貴重な資料がガラスケースに展示されていますが、これをご存じの会員は限られますし、出向くのも大変です。ハンドボール部の「部誌」(昭和37年1月発行)も展示されていましたが劣化が激しく、デジタル画像処理で修復した復刻版を製本しました。
・今後、100周年事業で記念誌DVDを製作されるとお聞きしていますが、バーチャル資料館のようにインターネットを最大限活用する企画を期待します。

同窓会への要望について
・今年「ハンドボール部OB・OG会」設立総会から10周年を迎えた記念に新たな「部誌」の製作を進めています。今年度中の発行を目指し、寄稿とともに卒業アルバムのクラブ写真を掲載したいと考えています。個人情報の取扱いで高校との調整が必要であれば同窓会のサポートをお願いします。
・同窓会は各期の「横」の繋がりが主の組織ですが、是非、クラブという「縦」の繋がりの活用も考えていただきたいと思います。

【取材後記】
・中野さんは大阪大学卒業直後、民間会社に3年間勤務され、その後大学に戻られたとのことです。その会社では高津高校OBの集まりがあり、縦の人間関係を短時間で形成するのにとても役立ったとお聞きしました。生きた同窓会組織を形成するのに、同窓会としてより積極的に情報発信したいと思います。
・100周年事業に向け、バーチャル記念館や卒業アルバムの取扱いなど多くの示唆を頂き、本当にありがとうございました。気合を入れて頑張ります(笑)

                          取材日 2014.06.23


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