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2015.07.30 14:42

平成27年度 第1回幹事会 議事録

DSCN0742as【日時】平成27年7月25日
    (土)13時~15時10分
【場所】高津高校同窓会館

【出席者】★出席者名はこちら
 各期・クラブ幹事  32名 
 学校          3名
 同窓会役員      10名   
 同窓会事務局      2名
【議長】浅田副会長
【議題】はこちら★

◆ 挨拶 ◆
同窓会会長挨拶(佐伯会長)
同窓会会長より、同窓会役員の紹介及び、募金特別委員会委員長に就任した高21期森田秀朗氏の紹介の後、開会の挨拶があった。

学校長挨拶・現状報告(村田校長)
・村田校長より本年4月から教頭と事務長が交代したことが報告され、新しく就任された石田事務長による挨拶があった。石田事務長は公務により途中退席。
〈現状報告〉
・就任2年目を迎え100周年に向けた取組に参加する中で、校是である「自由と創造」を基に様々な分野で高津OB生が活躍されており、高津高校への愛情を強く感じている。しかしながら、卒業年度による学校教育の違いが大きく、かつての高校教育と高津高校を含めた現在の大阪、ひいては日本の高校教育は大きく様変わりしており、その違いについてまずは幹事の方々にご理解いただき、今後も同窓会の一層のご支援をいただきたいと考えている。03_n

⇒学校説明会に用いるPowerPoint資料を基に現在の高校教育についてのプレゼンテーションを行っていただいた。主な内容は以下の通り。
1〕大阪府教委指定のGLHS※1、文科省認定のSSH※2校として府や国から予算や人員の優遇措置を受けており、日本や世界を支える研究者の育成を求められている。
高津高校ではSSH、GLHSの優遇措置を用いて、複数の海外への生徒派遣やキャリア教育等を実施している。
※1) GLHS:Grobal Leaders High Schoolの略。文理学科を設置し、学習指導要領を超えて高校独自の科目設定が可能となる高校。府教委による3年毎の評価により指定される。現在、府内Top10校が認定されており、指定されると教員加配がある。
※2) SSH:Super Science High Schoolの略。国際的に通用する科学者の養成を目的として国から指定された高校。国より年間2,000万の予算が下り、グルーバル化のための行事に活用可能。

2〕現在は、特に英語力強化に力を入れており、高校卒業後に海外の主要な大学への進学を可能とするレベルの教育を目標としている。(一例としてTOEFL iBT対策、SET(Super English Teacher)による英語のみでの特別コースの実施や英語によるプレゼンテーションやディスカッション等) 
3〕様々な取組の結果、今年の国公立大進学実績は過去13年間でも最も良い成績を残すことができたが、GLHS10校中ではまだ下位ランクであるため、100周年に向け京・阪・神大合格者100名超えを目標に掲げたい。このために、土曜講習や長期休暇中の特別講習等、教職員の協力を得て実施し成果に繋げていきたいと考えている。

◆ 議事 ◆

【1.報告事項】
(1)平成26年度事業及び会務活動について(佐伯会長)
・会報32号に基づいて個人情報の取扱やWeb名簿参照権限の変更について報告があり、今後は個人情報の充実を図り、名簿の利活用や会費納入率の上昇につなげたいとの説明があった。
・昨年より幹事にお願いしている同期生の名簿提供については、事務局での人手不足もあり、可能であれば幹事にて取りまとめて提供していただけるようお願いしたい。
①Web名簿の閲覧権の拡充
2006年を最後に冊子名簿「群芳」の発行は行わず、Web名簿へ移行し運用している。当時、名簿の電子データ運用は画期的な試みであったが、実際のところこれまではうまく利活用できていない状況となっていた。このため、積極的な利活用を促進するため、年会費納入会員に対し名簿閲覧権を付与する運用に変更を行った。
②同窓会公式facebookページの開設
若い世代へのアプローチ方法としてITツールの活用を検討し、今年5月に、同窓会公式facebookページを立ち上げた。予想以上に若い世代からのレスポンスが得られる結果となっており、今後も継続して広報活動に利用したい。
③卒業アルバム電子データ化完了
会員のご協力のおかげで、一部(4期分)を除いて卒業アルバム87冊分の電子データ化が完了した。今後は個人情報や著作権等の扱いについてのガイドラインを作成し、原則として期・クラブ幹事に対して画像データの提供を行いたいと考えている。

Q : Web名簿にすることでどのような活用方法が考えられるのか?(山岡氏:高57期)   
⇒A : Web名簿で検索できる情報は本人の設定レベル(公開・非公開)によって異なるが、職業や出身大学、勤務先企業名を公開している場合、例えば大学生が就職活動のために希望する企業や職業のOBを見つけたりすることも可能である。また、クラブでの検索も可能なため、クラブ同窓会の開催などにも利用できると思われる。期幹事に対してはWeb名簿から同期生を抽出して住所録をお渡しすることも可能であるため、同期会開催の際にも活用可能である。Web名簿を利用することで広く人脈を探すのに役立つのではないかと考えている。(山口副会長)
Web名簿の利用方法については2015年2月発行の「FROM KOZU」32号とホームページに詳細を掲載しているのでご確認願いたい。(浅田副会長)
Q : 検索してみたが、個人情報を公開しておらず何の情報も入っていないため役に立たなかった。(井上氏:高11期)
⇒A :いかにWeb名簿の公開情報を充実させるかが今後の課題であり、ご意見として頂戴しておく。(佐伯会長)
Q : 100周年に向けて京阪神大100名合格という目標は、府内上位校と比較してもまだまだ低い目標ではないか。3年後は難しいとしても長いスパンで見たときに府内No1を目指すくらいの目標を掲げていただきたいと思う。(松阪氏:高27期
⇒A :当面の目標は100周年に向けて、100名合格が正直精いっぱいなところであるが、その先を見据えた場合、100周年を機に同窓会やPTA、高風クラブ(PTA会長の同窓組織)から受け、その上を目指して行く必要があることは承知しており、将来的にはさらなる高みを目指したいと考えている。(村田校長)
Q : グローバルな人材の育成には知識だけでなく、メンタル面、ディベート能力といったものが合わせて必要となるのではないか。その辺りの対応はどうされているのか。(松阪氏:高27期)
⇒A :「知識、基盤、社会」と言われることがあり、まずは基礎学力をつけることが第一であると考えているが、同時に高津高校では受験校としての目的以外にも多くの教育指導も行っている。例えば、クラブ中心に「高津キャラバン隊」という組織を作り、地域イベントへの参加や支援学校との交流など、様々な形でのボランティア活動、社会貢献活動を実施している。また、GLHSの取組として京大や阪大と連携し生徒自らの発表やプレゼンを教授陣に評価していただいたり、企業や大学研究室訪問を通じてプレゼンテーションを行う等の取組を計画的に実施しているところである。(村田校長)

(2)100周年準備委員会の審議内容についての報告(佐伯会長)
資料①に従って、100周年準備委員会のこれまでの審議内容について報告があった。
(詳細は資料①参照)
資料1-1_創立100周年準備委員会の審議経過メモ
資料1-2_群芳HP
→100周年記念事業についての質疑応答、ご意見については協議事項にてまとめて記載。

【2.協議事項】
(1)100周年記念事業パネルディスカッションの主要テーマについて
Q :
100周年コンセプトワード「もっと自由に。もっと創造。」は軽すぎるのではないか。また、記念誌選定業者である大日本印刷に在籍している大沢氏は高津OB生であり、100周年事業に協力してもらえるのではないか。全体として執行部はよくやっていると思う。(額田氏:高5期)
⇒A :コンセプトワードについては、役員会を含め多くの意見があり、今後はサブタイトル等をどうするかについてPTA・高風クラブとも検討する必要があると認識している。(佐伯会長)
Q : 村田校長の任期はいつまでか?(額田氏:高5期)
⇒A : 定年のため、99周年時に退任する予定である。(村田校長)
Q : プレゼンの場所としてクリエイトラボという箱物を改めて作るのは無駄だと思う。直接生徒のためになる、例えば海外へ派遣する生徒数を増やすなどの教育支援に使う方がよいのではないか。箱物を作るために寄付金を募るのは少し訴える力が弱いのではないか。(中川氏:高13期)
80周年時の寄付活動時、我々もクリエイトラボ的なものを検討したが、当時の校長先生がトレーニングルームを希望された。現在、ここまで勉強に力を入れている状況では、校長先生のご希望でもあるであろうし、やはりクリエイトラボのような施設は必要ではないか?(額田氏:高5期)
高5期幹事の意見に賛成である。海外派遣など選ばれた生徒に対する教育支援と、それに参加できなかった残りの生徒への支援という両方のしくみが必要であると考える。(上原氏:高21期)
⇒A : 100周年では、学校、生徒に対してソフト面とハード面の両方の支援をしたいと思う。募金目標「一億円」というハードルの高い目標を設定したのも、ハード設備に5千万円、残り5千万円の内教育基金として最低3千万円を集めたいとの想いからである。この基金を向こう十年に渡って生徒が高津らしさを持って卒業していくためのソフト面での資金として使っていただくことを考えている。ちなみに他校との比較では、例えば、三国ヶ丘高校は100周年時に募金目標3億円を掲げており、わが校の1億円はぜひやり抜きたいと思っている。みなさんのご協力をよろしくお願いしたい。(森田募金特別委員長)
Q : 100周年事業のコンセプトに「京阪神大100名合格」を掲げることはいかがなものか。有名大学への合格者が増えるのは嬉しいことではあるが、それは結果論に過ぎないのではないか?高津高校を愛しているからこそ、この言葉には違和感を感じる。(小林氏:高29期)DSCN0739ss
⇒A : 100周年のコンセプトは「京阪神第100名合格」ではなく、あくまで「もっと自由に。もっと創造。」である。具体的な数字を出す方がわかりやすいのでは、という意図の下、100周年事業準備委員会で検討された言葉であり、結果的に前面に出たイメージとなってしまったが高津愛を持って100周年事業を進めている。我々としては、「もっと自由に。もっと創造。」をコンセプトとして学校中心としたハード・ソフト両面からの支援を行い、高津をよりよくするために利用してもらいたいとの想いであることはご理解いただきたい。(森田募金特別委員長)
Q : 「もっと自由に。もっと創造。」のコンセプトワードは押し付けである。生徒にアンケートを取るなどして公募し決定したものなのか。(井上氏:高11期)
コンセプトワードについては以前の幹事会でも議論されていた。どんな議論をしても賛成、反対があり、幹事会で議論しながら手続きを踏んで決定したことであるので、押し付けではないと思う。今回の100周年事業は学校・同窓会・PTAが行うことであり、特に生徒の意見を聞く必要があるのか疑問である。(上原氏:高21期)
⇒A : 手続きとして、自治会長他の生徒に対して100周年事業や校是についてヒヤリングを実施している。ご意見として伺っておく。(佐伯会長)
Q : 式典の内容について、大阪城ホールで16,000人を集めて実施してほしい。学校・同窓会・高風クラブで合意したと言う1,500人参加では少なすぎる。各期100人を集めて行うのが現実的である。詳細は芳群ホームページの私のインタビュー記事が掲載されているので読んでいただきたい。(井上氏:高11期)
Q : 11期はどのように同期会を実施・運営しているのか?また、各期100名を集めるというご意見は非常に非現実的ではないかと思うが、具体的にどのような方法を検討されているのか?(上原氏:高21期)
A : 同期会幹事をクラス毎に設定し2年おきに開催しており、120名程度が集まる会となっている。自分は同期会の幹事ではないが、各期100名を集める方法を検討するのがこの幹事会ではないのか。(井上氏:高11期)
Q : 大阪城ホールのご意見は高校11期全体の総意としての意見なのか?(佐伯会長)
A : 個人的な意見である。(井上氏:高11期)
⇒A : 大阪城ホールのご意見は既に役員会で議論させていただいている。時間的に、四者(学校、同窓会、PTA、高風クラブ)の議論した実施可能な計画を提出し、8月総会に向けある程度の方針を決定しなくてはならない時期に来ている。この幹事会は個人の意見を発表する場ではなく、あくまで各期の代表者が集まり同窓会としての合意形成を図る会議である。個人的なご意見はご遠慮いただきたい。また、敢えてこの場を借りて貴幹事に申し上げたいことがある。特定の同窓会事務局・役員に対して、容量が重い私的なファイル・画像添付の電子メールを送付・転送することを控えて頂き、会務に関するものであれば会長宛にお願いしたい。(佐伯会長)
会則第14条4項に「幹事は各期の代表として会務を審議する」とあるので、個人的な意見をこの場で披露することはできるだけ差し控えていただき、各期の代表としての意見をお願いしたい。(中嶋副会長)
Q : 参加者全員がボランティアとして集まり、期日の決まった内容を限られた時間の中で議論していく幹事会で、高11期幹事のご意見はすべて個人的、感情的に発言しておられるように感じる。先程のWeb名簿の議論では、非公開情報の件もどのように公開に持っていくか、同期をどのように集めるかと言った建設的な議論が必要である。個人的な感情での発言のみで、幹事会の運営を妨げているのではないか。幹事選任の過程は不明だが、高11期幹事は不適任と思われるため、退任のご提案をしたい。(森本氏:高23期)
⇒A : 会則では幹事の選任方法は不明確で、任期や解任について規定が無い状態である。本日の議事を見て重要な課題があると思うので、今後の対応については執行部に預からせていただき、本日の議事を進めさせていただきたい。(佐伯会長)
Q : 祝賀会の参加予定人数が800人(大阪会場)とあるが、毎年100人程度集まる会を開催している期が複数あり、800人では少なすぎるのではないか。また、各期が100周年を機に合同同窓会を企画した場合は3,000名程度の動員が考えられ、もう少し参加予定人数を増加したほうが良いと思う。(田村氏:高29期)
⇒A : 800名は、過去の80周年・90周年の参加実績から算出したものである。今後の寄付金の集まりや期幹事からの情報を勘案しながら柔軟に検討してく必要があると思う。また、正式な学校・PTAを交えた祝賀会以外に、同窓会独自の100周年祝賀会の開催も検討したいと考えている。(佐伯会長)

【3.審議事項】
(1)平成26年度計算書類審査の結果報告
・平成26年度計算書類について、適正とする監査報告書が報告された。

(2)平成26年度一般会計 収支計算書、予算書 承認の件
・資料②に基づき、平成26年度の一般会計についての決算と次年度予算計画について林会計から報告があり、審議が行われた。
資料2,3_2014決算 
資料2,3_2015予算
⇒上記について、賛成多数で承認された。

(3)平成26年度教育支援基金 収支計算書、予算書 承認の件
・資料③に基づき、平成26年度の教育支援基金会計についての決算と次年度予算計画について牟禮会計から報告があり、審議が行われた。
資料2,3_支援基金
⇒上記について、賛成多数で承認された。

(4)募金特別委員会の委員追加選出 承認の件
・募金については厳しい状況が予想されるので、新たに会員7名を募金特別委員として追加選出したい旨の報告と、今後の募金委員選任にあたっては森田募金特別委員長に一任する案が提案され、審議が行われた。
⇒補足として、会則では特別委員会の委員は幹事会の承認を必要とし、会長は必要に応じ事務職員を選出できるとの規定がある。募金活動を迅速に進めたいので、募金特別委員については森田委員長より委員推薦の申し出があれば、その都度会長が了解し、幹事会では事後承認を得る手順で運営させていただきたい。(佐伯会長)
⇒上記について、賛成多数で承認された。

(5)正会員 承認の件
・高校3年時に退学された高22期向井正廣氏の正会員登録について同期の牟禮会計から説明があり、審議が行われた。
Q : 正会員について会則上はどのような規定になっているのか。(片岡氏:ハンド部幹事・高23期)
⇒A : 会則第4条1項にて「1.正会員 大阪府立高津中学校(旧制)もしくは大阪府立高津高等学校を卒業した者及び準卒業者ならびにかつて在学した者で幹事会において認められた者。」と定められており、この規定に則り幹事会での承認を以て正会員としている。(中嶋副会長)
⇒上記について、賛成多数で承認された。

【4.その他】
(1)8月22日総会・懇親会への参加者動員のお願い
・各期、クラブ10名以上の参加で1テーブル確保の特典や写真撮影等の企画を設けており、幹事より幅広い参加を呼びかけていただきたい。
・事務局にてホームページに懇親会参加人数を掲載し順次更新していく予定である。この機会にホームページをご確認いただきたい。
・当日の受付も可能であるが、できる限り郵便振替にて事前申し込みをお願いしたい。

(2)学校内禁煙徹底のお願い
・過去に、高津OBが同期会等で同窓会室や記念館を使用した際に、校内で喫煙する者がいたとの報告があった。現在、校内は完全禁煙となっており、改めて周知徹底をお願いしたい。

(3)幹事選任方法について
・本日の幹事会にて議論となった幹事の選任及び退任・解任については、役員会にて検討し次回以降の幹事会にて協議する。
                                                    以上

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