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2015.03.16 13:24

平成26年度 第2回幹事会 議事録

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平成27年3月7日(土)13:30より、高津高校同窓会館において、平成26年度の第2回同窓会「幹事会」が開かれました。

各期幹事と各クラブ幹事による幹事会は、創立100周年を3年後に控えたこともあり、前回より多くの幹事さまに出席いただき、次の審議が行われました。

各期・クラブ幹事  30名 
学校        ?   3名
同窓会役員     ? 10名   
同窓会事務局      2名

【挨拶】
同窓会会長挨拶(佐伯会長)
同窓会会長より開会の挨拶があった。

学校長挨拶・近況報告(村田校長)
3月5日に就任後初めての卒業生を送り出すことができた。昨年に引き続き、府教委指定のGLHS※1、また文科省認定のSSH※2校として様々な取組を行っており、今年は新たにイギリスへの16日間語学研修、シンガポール・マレーシアでの最先端科学研修を実施した。

※1) GLHS:Grobal Leaders High Schoolの略。学習指導要領を超えて高校独自の科目設定が可能となる高校。4年前より設置された。府教委による3年毎の評価により指定される。現在、府内Top10校が認定されており、6名の教師が加配される。
※2) SSH:Super Science High Schoolの略。国際的に通用する科学者の養成を目的として国から指定された高校。国より年間2,000万の予算が下り、グルーバル化のための行事に活用可能。

このような取組の結果、昨年度の国公立大進学実績は過去6年間でも最も良い成績を残すことができた。しかし、残念ながら昨年9月に実施された府教委のGLHS評価では、高津高校は10点満点中5点、認定10校中では同列9位という結果となり、評価基準が明確化されていない中ではあるが、極めて低い評価が下される結果となった。
今後は、高津を大阪の名門校、伝統校として存続させるため、東大を含めた京大・阪大・神大への進学実績(以下、「京阪神」と言う。)を上げる必要があり、本来の高津らしさを保ちつつ実績を上げる取組が必要となる。このため、同窓会の方々のご協力をぜひお願いしたい。

【1.報告事項】
(1)Web名簿の運用変更について(山口副会長)
・会報32号に基づいて個人情報の取扱やWeb名簿参照権限の変更について報告があり、今後は個人情報の充実を図り、名簿の利活用や会費納入率の上昇につなげたいとの説明があった。
・昨年より幹事にお願いしている同期生の名簿提供については、事務局での人手不足もあり、可能であれば幹事にて取りまとめて提供していただけるようお願いしたい。

(2)幹事募集について(林会計)
・昨年11月に幹事組織化委員会を設置し、幹事組織の充実を図ろうと活動中であるとの報告があった。
・会報32号やHPでも告知しているが、まだまだ幹事不在の期も多く、知り合いや親族に高津卒業生がいればぜひ声をかけて幹事へ推薦していただきたい。
・また、今後は著名同窓生へのインタビューを企画しているので、同期生で該当者がいれば事務局までお知らせいただきたい。

(3)会報に対するご意見について(佐伯会長)
・7期田原様より「経験を語り継ぐため、会報誌に戦争体験を掲載してはどうか」とのご意見が寄せられた。今後、どの媒体(HP、記念誌、会報誌等)で掲載するかを含め、役員会にて検討する。

(4)創立100周年準備委員会について(佐伯会長)
・昨年9月開催の第3回準備委員会にて、式典・祝賀会は平成30年11月10日(土)に決定したとの報告があった。また、今後の主要な記念事業については高校と同窓会が主体となり、PTAと高風クラブとは緊密に情報共有を図り進めていく旨の説明があった。

(5)記念誌の業者選定について
(5)-1 当初の方針見直しの件(佐伯会長)
・記念誌媒体について、専門業者へのヒヤリング結果や会員からの意見を基に、学校と同窓会で検討した結果、磁気媒体のみではなく、冊子200頁+DVD2枚(式典映像データ、PC資料データ)の形式で発行することとなった。また、記念誌作成や式典映像の製作、寄付金趣意書の統合した企画立案等の業務を委託する専門業者を選定するため、コンペを実施した。
(5)-2 業者選定の件(中嶋副会長)
・昨年12月に大日本印刷(株)(以下DNP)と凸版印刷(株)の2社にてコンペを実施した。高校3名、同窓会6名、高風クラブ1名による点数評価を行い、総得点によりDNPに決定したとの報告があった。

Q : 記念誌業者について、DNP決定は価格の面から高額となるのではないか。もっと高津の人脈を活用して業者選定すべきでは?(高5期・額田氏)   
⇒A : DNPは記念誌作成だけでなく、式典内容や映像データ等の企画制作や趣意書作成、リスクと品質の管理も含めたトータルアドバイザーとして選定している。現在の見積額は2,000万円~2,500万円となっているが、金額に関しては事業内容ごとに精査し、DNPに限らず人脈を利用したうえで個別に見積を取りディスカウントしていく予定。(佐伯会長)

DSC070012.協議事項】
(1)コンセプトワードについて
・100周年事業のコンセプトとなる「キーワード」について、役員会で協議の結果、『もっと自由に。もっと創造。』が挙がっており、これにサブタイトルを付けて採用してはどうかとの案が出ている。幹事会で協議の上、8月総会で決議し、決定したキーワードを寄付金趣意書やポスターなどで統一し、遅くとも平成28年4月以降には活用していきたい。
<コンセプトワードについてのご意見・ご要望>
・「もっと自由に。もっと創造。」とは校長先生が言う言葉である。同窓会はあくまでそれを支える立場ではないか。(高5期・額田氏)
・100周年ともなると様々な世代の方がおり、その方々が1つとなれるキーワードとしては、校是の「自由と創造」しかない。100年を越えて101年、102年と継続しこれまで以上のものを目指したいという考えから、「もっと」というキーワードはぜひ付けたいと考えている。(村田校長)
・古い世代には「自由と創造」は確かに価値があった。しかしながら、現在「自由」は普通のこととなり、「創造」もどこにでも溢れている言葉である。この言葉のままでは高津は思想的にジリ貧になるのではないか。100周年に向けて大きな変化が必要で、もっとアピールできるキーワードが必要だと思う。高津の魅力は何か?と聞かれても今は答えが出てこない。高津は子供を甘やかしすぎた。「自由と創造」のままでは同じ結果となるだけである。(高5期・山本氏)
・キーワードとしては今まで通り「自由と創造」で十分だと考える。人間の進歩、社会の進歩に必要なものは「自由」に考え、「創造」する力であり、高津と他校とで違う部分があることが大切である。現在の高校生に「自由と創造」について改めて考えさせるきっかけとして、「自由と創造」をテーマに作文を書かせてはどうか。現状が明らかになるのでは。(高9期・大塚氏)
・我々世代にとって、寄付したいと思わせるコンセプトワードしては「自由と創造」が一番インパクトがあり、響く言葉である。今日も正門を入ってすぐのところにある「自由と創造」の石碑を見て、「ああ、やはり高津だな」と思えた。大塚氏の「作文を書かせる」という案にも大賛成である。「自由と創造」の定義も時代によって変わってゆく。我々のときは「人に迷惑をかけなければそれが自由なのだ」という認識であった。(高20期・九鬼氏)
・キーワードとして「自由と創造」がよりという意見はもっともなことであると思う。しかしながら、100周年記念事業というイベントに対して何か新しい言葉を作らないと「コンセプト」にならないのではないか。(高37期・田中氏)
・古い世代の人間とって新しい言葉はなじまないのではないか(高5期・額田氏)
・戦中時代の我々にとっては「日進日新」の方がなじみがある。「権利が先ではない、義務を全うしてこその権利である」との精神が染みついている。(高2期・中谷氏)

(2)寄付金の内容について
・「特定寄付金」の内容として、学校側より①ラーニングコモンズ3の設置、②教職員室へのエアコン設置の2案の要望がある。
※3)ラーニングコモンズ:学生がグループ学習や討論等を通じ能動的に学んでいくための共有スペース。1990年代にアメリカの大学で広がり日本でも近年導入が進む。図書館内に設置されることが多い。
①ラーニングコモンズについては現在業者に見積依頼中。②は見積取得済で約2,000万円の回答となった。寄付金の総額によっては①②とも実現可能と考えている。

・一般寄付金は京阪神対応として年間300万~500万を10年間継続して拠出する学力向上支援基金に充てることを検討中である。

<寄付金についてのご意見・ご要望>
・80周年時、中学25、26、27期世代(当時の65~67、68歳)が全体の約10%(約800万)の寄付を行った。今回も同じように60歳以上の方の財力が大切になる。日頃からこれらの世代への対応が重要である。60代の幹事に協力していただく必要があるのではないか。(高2期・中谷氏)
・同窓会では名簿が最も重要である。名簿を作るために人が集まり団結する。寄付金を集める手段にもなる。これは大変な労力であるが、今の執行部にそれが可能なのか。(高5期・額田氏)
・寄付内容については、何をすべきか(WhatToDo)が明確になり、執行部の考えに大賛成である。今後は寄付金を集めるためにどうすべきか(HowToDo)を検討していく必要がある。個人的には20,000人の会員から、広く浅く求めるのがよいのではないか。(高9期・大塚氏)
・寄付金の振込用紙を会報誌に同封してはどうか。また、振込用紙を頻繁に送れば寄付金も集まりやすいのではないか。(高15期・大森氏)
・企業からの寄付を募り、会報誌に掲載したほうがよい。以前は掲載されていたがいつのまにか無くなってしまった。また、寄付金募集は早めに広報し、早急に募金活動を開始するべきである。(高13期・山口氏)
・募金活動については今回の幹事会で詳細を決定してからでないと開始できない。(高21期・上原氏)
・名簿が整備されていないと寄付の依頼先がわからない。各期について、誰がどれほど名簿管理しているかを把握し、その名簿を事務局へ提供していくことが大切である。(高5期・山本氏)
・会費の確保と会員名簿の更新、寄付金集めは同時並行で行う必要がある。現在、期幹事に対して名簿の更新を依頼したり、幹事不在の期については幹事の掘り起し作業等も進めている。また、ホームページでは期ごとのメールアドレス登録数や会費納入率の公表を行っており、同じうように寄付金についても月単位で期別の募金状況を開示して期単位で競っていただくような仕組みを検討している。(佐伯会長)
・特定寄付金の内容で、②教職員室のエアコン設置の件は本来基本的な労働条件の整備の問題であって、寄付金で賄う内容ではないのではないか?(高37期・北村氏)
・本来は大阪府が税金で環境整備するのが普通であるが、府教委ではエアコン設置に予算を立てないとの見解が出ているため、学校側から同窓会で対応できないかとの要望があった。(佐伯校長)

(3)記念誌について
・2,000万~2,500万の費用で冊子(A4版200頁)+DVD2枚(式典等の映像データ、PC資料データ)の構成で、発行予定部数5,000部のうち4,000部を前金販売とし、1,000部を在学生、PTAへの無料配布する案で検討中。なお、在学生には無料配布する代わりに寄付金を募る。
・前金販売の理由としては、記念式典、祝賀会のための会場確保及び、業者への記念誌作成の着手金等、まとまった金額の支払が発生するためである。これら販売方法についても議論したい。
<記念誌についてのご意見・ご要望>
・過去の群芳は2,000部作成し1冊6,000円で販売していた。今回、販売冊数としては問題はないと思うが、同期会等で広報し先に申込受付を行えば、期毎に必要な部数が明確になり、全体として本当に必要な部数が予測できるのではないか。(高21期・上原氏)
・式典、祝賀会の会場にグランキューブ、ロイヤルホテルを検討中とのことであるが、その場合はかなりの高額になるのではないか。(高5期・額田氏)
・現在の高津は少々弱体化していると思われているが、この100周年を機に高津の存在感を改めてアピールし、最高のものを学生や職員に見せたいと思っている。費用に関しては頑張れば何とかできる範囲であると考えており、最初からレベルを下げるのではなく、高みを目指しそれを勝ち取っていくのが「自由と創造」であると考えている。(佐伯会長)

上記(1)~(3)の意見を踏まえて役員会で検討し、7月幹事会にて承認をいただきたい。
提案のあった「自由と創造」に対する作文については村田校長より実施したいとの意向があった。(佐伯会長)

【3.審議事項】
(1)募金特別委員会の設置と委員選出 承認の件
・会則第3条に従い、募金特別委員会を設置し特別委員として森田秀朗氏(高21期、2006年1月常務執行役員就任、2010年退任。現在、大阪シティドーム、オリックス野球クラブ監査役)と北村政寛氏(高19期)を任命する件について、佐伯会長から「募金特別委員会イメージ図」に基づき報告があり審議が行われた。

募金特別委員会イメージ図

Q:イメージ図に記載されている趣意書が2つあるが、違いは何か。(高9期・大塚氏)
⇒A:記載する趣旨は同じである。表現内容を変えて同窓会独自の趣意書を作成してはどうかとの案である。8月のパネルディスカッションにて決定する。(佐伯会長)
Q:高風クラブとは何か。(多数より)
⇒A:歴代の高津高校PTA会長で組織されている組織である。(佐伯会長)

80周年時は存在感が大きく、募金活動にも大きく寄与していただいた。募金活動等の目的があれば活動を開始していただけるはずである。大きな力になると思われる。(高19期・北村氏)

上記について、賛成多数で承認された。

(2)パネルディスカッション実施 承認の件
・8月の総会時にこれまでの講演会をやめ、100周年事業についてのパネルディスカッションを開催する件について、佐伯会長から報告があり、審議が行われた。

Q:パネルディスカッションとはどのような流れで行うのか。普通の議論とどう違うのか?
(高37期・田中氏)
⇒A:意見交換会の位置づけと考えている。総会の中での議論は収集がつかなくなる恐れがあり、総会と切り離して意見交換を行いたい。(佐伯会長)
Q:2時間は長すぎるのでは?(高9期・大塚氏)
⇒A:総会参加者に広く意見を募り、議論を尽くしたいと思っている。今後検討する。(佐伯会長)
Q:賛成者と反対者が存在して議論するのがパネルディスカッションである。檀上に上るメンバーがいつもと同じではおかしいのでは。人選しておく必要があるのではないか。(高15期・大森氏) 
⇒A:7月の幹事会で人選を含めて報告する。(佐伯会長)

上記について、賛成多数で承認された。

【4.その他】
(1)次回幹事会の開催日程
7月25日(土)13時~15時とする。天神祭と重なるため13時開始とする。

(2)ゴルフコンペのお知らせ
5月14日(木)交野カントリーにて開催。参加者を募集中。
                        以上
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