”虚実皮膜の間”とはいう。だが”卒米両寿の間”とはいうまい。
ところが、私たち中学25期生はこれなのだ。卒寿と米寿の間、89歳。
いつの間にか高津同期会の最高齢グループとなっている。まさに”少年老い易いし”の好事例であろう。
今年の同期会は5月9日、ホテルグランヴィア大阪・クリスタルルームで挙行。
出席の諸君は次の17名。
石田(良)、井上夫妻、植野、岡部、北村、坂本、正田(小橋)、高山、武田(飛鳥峯王)、戸波、新潟、野崎、三好、由良、山辺、横田。
井上、岡部両君は東京、伊豆などから例年通り遠路の参加。
黙祷、挨拶(山辺)、乾杯(新潟)のあと、講話(武田)”歌舞伎(内輪話)”では飛鳥峯王二世の市川右団次、三世市川右近さんらの絢爛たる表舞台や難行苦難の裏事情などを拝聴した。
続く出席者全員順次のスピーチは、各人それぞれに積年の成果のあることを伺わせた。
提供資料は、石田(良)君から”人生訓・18歳と81歳”、”シルバー川柳26句”。
井上君から”スケッチ風絵画”。
高山君から論考2編:”河口彗海と堺の人びと””世界にはばたく河口彗海(1)”。
山辺君からの”高齢者の健康法”などであった。
なお、正田、戸波君らは受付、司会などの労をとってくれた。
閉会挨拶(植野)の後、再会を約して散会となったが、来年の講和予定は由良君の”熱ショック蛋白質”関連事項であることを付記しておこう。
文責:中25期 坂本悠貴雄