集うは語り部たち
今年の同期会は10月15日、母校に近いシェラトン都ホテル大阪の「うえまち」で開催しました。
出席者17名は東京から井上、伊豆から岡部の両君を始め、植野、坂本、正田(旧小橋)、田上、武田(飛鳥峯王)、武田和子(飛鳥珠王)、戸波、新潟、野木、野崎、三好、山田(英麿)、山邉、横田、吉川(寛)らの諸君です。
受付では正田、戸波両君が参集者を待ち受けます。例年の高橋君は、残念ながら都合によりやむなく欠席。
司会は吉川君で、まず亡き恩師や旧友を追悼。この1年の他界者は石田(三郎)、北山、福田、松尾、廣田、吉川(喜雄)君ら6名。年々痛惜の思いが重なることです。
山邉君の挨拶に続く武田君の乾杯の音頭で会食・歓談の開始。その懐旧感懐の一幕は一年一度のものでしょう。
会食後は、例年通り出席者順次のスピーチです。朗々あるいは粛々の違いこそあれ、いずれも雄弁そのもの。トピックは戦前、戦中、戦後に関して広範多岐にわたり、詳細緻密。まさに語り部集うの観がありました。
当日配布資料には、欠席者などからの短信一覧や、吉川君の軽快にして含意豊かなエッセイが添えられています。
なお、紹介事項は二つ。
一つは高山龍三君(京都文教大学名誉教授・チベット学会会長)の近著(宗教家・探検家”河口彗海 関連)4冊、いまひとつは、今年の文化庁芸術祭協賛公演「京都おもてなし音絵巻~琳派400年を傾く~」(演出・飛鳥峯王、助演出・飛鳥左近、衣装・飛鳥珠王 等)でした。
されど、時は止め難く、尽きぬ名残を惜しみつつ、植野君の挨拶、記念集合写真撮影の後、散会となりました。
なお、写真や会計報告は一週間後に発送済です。
<文責:坂本 悠貴雄>