―高津高校創立100周年に向けてー
平成25年8月24日の定時総会で、梶本前会長(高13期)の後任として会長に就任しました佐伯 剛(高22期)と申します。
就任に際し、同窓会の現状と、今後の抱負についてご報告させて頂きます。
なお、定時総会の議事録及び写真を当ホームページに掲載しておりますので、是非ご覧ください。
■創立100周年事業に向けて
母校は5年後に創立100周年を迎えます。よって、同窓会の主要テーマはその準備となります。
先の80周年では、記念式典と記念祝賀会が同日(平成10年11月7日)に開催され、「高津80年史」の編纂や、寄附事業として同窓会館改修が行われています。
今回の100周年も基本的に同様の組織体制で臨むことになると考えています。
具体的には、先ず『100周年記念事業準備委員会(仮称)』を
①学校(校長、教員等による「校内準備委員会(仮称)」)
②同窓会
③PTA
の3者で設置し、方向性が固まった時点で、『同実行委員会(仮称)』に改組される予定です。
ここで大切なことは、創立100周年記念の主体は母校であり、同窓会はその支援団体としての役割を担うものであると思います。
■各期・各クラブの連携について
同窓会会則の目的に、「会員相互の交誼を厚くし母校の発展興隆に寄与し、社会の公益に寄与する」とあります。
また、同窓会は幹事(各期・各クラブ)を核に運営される仕組みとなっています。
しかし、現状は、母校と同窓生、及び各幹事間でのコミュニケーションが十分とは言えない状況にあります。
同窓会が母校の創立100周年に向け支援を十分に実施するには、各期(横の人脈)・各クラブ(縦の人脈)の連携が必要です。
そのために、会員データ、ホームページ、会報「FROM KOZU」等の拡充が必要になります。
■年齢層のバランスについて
平成24年度の同窓会は、「会報」郵送可能会員(19,716名)の約19%(3,695名)である限られた年会費収入で運営されています。
また、年齢層別の「入金率」(会費納入者/郵送可能会員数)では、現役世代である20代~50代が約11%、60代~70代が約34%で、年長の会員の方々に大きく依存した財務体質となっています。
同窓会が母校の発展興隆に応えるには、財務体質に限らず現役世代(20代~50代)の活力を取り込む必要があります。
そのために、創立100周年は同窓会を活性化させるのに絶好の機会だと思います。
■お願い
以上のように、創立100周年に向けやるべき当面の課題は、“各期・各クラブの連携強化”と“現役世代OB/OGの参加”にあると言っても過言ではありません。
同窓会関係各位におかれましては、次世代に母校の「自由と創造」の精神を伝え続けるため、今後の創立100周年に向けた活動に対し、深いご理解と温かいご協力を何とぞ宜しくお願い申し上げます。
以上