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2021.09.10 14:15

2021年度 第1回幹事会 議事録

【日時】2021年7月31日(土) 
    13時30分~16時
【場所】高津クリエイトラボ
【出席者】⇒★ 出席者名はこちら
 各期・クラブ幹事  23名
 学校          2名 
 同窓会役員         14名
 同窓会事務局          2名     
 合計        41名 
〔進行〕 : 石崎副会長
★使用資料はこちら

◆ 1 ◆ 開会宣言
・開会宣言に先立ち、参加幹事の自己紹介と役員、教職員の紹介が行われた。
その後、浅田副会長による開会宣言が行われた。

◆ 2 ◆ 同窓会会長挨拶(坂下会長)
・100周年記念事業後の2019年8月に発足した現執行部であるが、活動開始した途端のコロナ禍により昨年度一年間は活動らしい活動がほぼ実施できない状況であった。今年度も未だあまり状況は変わらないが、現執行部では「自由と創造」を高津の伝統として継続していきたいと考えており、進学率の向上など勉強面で尽力いただいている教員の方々の後方支援と、学生自身の人格形成を手伝うことを目標にしたいと考えている。そのためにも同窓会そのものの活性化が欠かせないため、今はコロナ禍により活動が滞ってはいるが、今後とも幹事の方々には継続した支援をお願いしたい。

◆ 3 ◆ 学校近況報告 (佐保田教頭)
進行の石崎副会長より、体調不良のため欠席された上田校長の代任として佐保田教頭の紹介があった。
・2020年4月の赴任後すぐにコロナ禍による二か月間の休校となりオンライン授業対策などを行ったが、保護者の学習意識も高いせいか、府内の高校の中でもいち早く体制を整えることができ、最初から時間割通りの授業を実施することができた。
・今春2021年3月卒業生はコロナ禍に加えて入試制度の変更(センター試験から共通テスト、民間試験の採用有無など)に振り回された学年であった。このため志望校の安全志向が高く、残念ながら京大阪大神大の合格者は減少したものの、大阪市大や府大等の合格者は増加し、結果として国公立大合格者数は過去2位の実績となり、私立大学の合格率も好調であった。なお、今年の3年生は京阪神大志望者が6割を占めている。
・コロナ禍ではあるが、2020年より希望する高津生を対象に国際交流センターを利用したGULSという留学生による語学研修講座を実施している。大変好評で、2021年度からは天王寺区にある清水谷高校、大阪ビジネスフロンティア高校の2校も参加して規模を広げて実施している。この講座の開催については同窓会からの支援を受けており感謝している。
他にも中止となった海外研修等の代わりに京都での語学宿泊研修、府下他校生や韓国高校生とのオンライン交流や企業への体験実習、講演会の実施など日本国内でできる取り組みを検討し実施している。
・例年、行っている高津語学プログラム(KITEC)は今年度も同窓会からの支援をいただき実施している。
・1期5年間の文科省SSH指定校として今年度が3期3年目となる。4期目の指定も目指しているが、現在の文科省評価が6段階中の3となっており、なかなか厳しい状況である。
・クラブ活動では、コロナ禍で活動制限がある中、ワンゲル部のインターハイ出場が決定した。
・学校内のコロナ感染者については、2020年度は0名、2021年度は残念ながら3名の陽性者が出たが、2日間のみの休校措置で済み、その後は発生していない。

◆ 4 ◆ 審議事項
4-1. 事業報告について
・明橋副会長から「資料①」を基に2020年度の事業報告があった。
4-2. 決算・財産目録について
・藤原監事から「資料②-1」「資料②-2」に基づき一般会計及び特別会計について会計監査報告があった。
・金森会計理事から「資料③」を基に2020年度一般会計決算の報告と「資料④」を基に特別会計の決算報告があった。
・坂下会長より、以下の通り同窓会の会計について簡単な説明があった。
 ①一般会計:通常の同窓会活動のための会計。主な収入は同窓会年会費となる。
 ②特別会計:周年事業の剰余金を原資とした、学校への教育支援として支出のみ発生する会計。収入がないため、一般会計からの資金移動などで補っていく必要がある。
 ⇒事業報告、決算報告について質疑応答はなく、賛成多数で承認となった。
4-3. 事業計画について
・明橋副会長から「資料⑤」を基に2021年度の事業計画について説明があった。
4-4. 予算について
・金森会計理事から「資料⑥」を基に2021年度一般会計予算案と「資料④」を基に特別会計の予算案の説明があった。
【質疑】
:府や国の予算は限られているため、特別会計の教育支援金で今後も学校支援を行う必要がある。100周年記念事業の残金のみの原資では枯渇していくので、年会費とは別に教育支援基金への寄附を募る仕組みを検討してはどうか。年会費とは別に、個別に寄附したいと思う会員は少なくないと思う。(高22期:中嶋氏)
:教育支援金への寄附については、同意見である。各期で同窓会等を開催したときの剰余金を寄付してもらうのも一案ではないか。(高17期:小河氏)
:寄附したいと思う人は多いと思う。その際に面倒な手続ではなく例えばHPから寄附できる等簡単な方法を検討すべきである。また、逆にネットに疎い人の方が寄附したい人が多いかもしれないので、そのような人達にどうやって対応していくかもこれからの課題かと思う。(高57期:南野氏)
:教育支援金は、周年事業の剰余金と一般会計からの繰入による運営を念頭に置いており、新たに寄付を募るという案は検討していなかった。いかに年会費を集めるかに重点を置いていたが、枯渇してくるようであれば別途寄附という仕組みも検討してきたい。(坂下会長)
:コロナ禍により経済的に困窮している学生がいるとしたら、同窓会から支援するべきではないか。(高17期:小河氏)
A:経済的な問題は存在すると思われるが、現在のところ、コロナ不安で登校できない生徒もおらず、また、オンライン授業等に必要なネット環境もおおむね問題ないようである。端末機器など所有していない場合は、学校のiPadを貸与するなど対応している。万一そのような状況が発生すればお願いしたいと思う。(佐保田教頭)
:特別寄附として検討するので、必要があれば同窓会に依頼してほしい。(坂下会長)
⇒事業計画、予算案について、賛成多数で承認となった。
4-5. 同窓会会則の改訂について
・古門副会長から「資料⑦」を基に同窓会会則の改訂案について説明があった。
主な改訂点
①今回のコロナ禍のような特異な状況下での総会及び幹事会の開催決議方法について明記
②「群芳」を同窓会の通称として定義し明記
③文言修正
【質疑】
:一部文言が統一されていない箇所があるので、修正したほうがよい。(高72期:井上氏)
:確認した。修正する。(古門副会長)
Q:「群芳」の定義を明記するのは素晴らしいと思う。ただ、「群芳」は名簿の名前だと思っていたが、同窓会そのものを「~会」等ではなく、「群芳」と呼ぶようにするのか。また、その場合、周知徹底が必要だと思う。(高46期:田原氏)
:昭和4年に初めて発刊された会報の名前が「群芳」だったと記憶している。また、過去に発行された名簿の名前も「群芳」であり、現在は同窓会ホームページの名称も「群芳」となっている。それぞれの世代で「群芳」の持つイメージが異なると思うが、高津同窓会=群芳として今後周知徹底していく。(坂下会長)
⇒同窓会会則改訂案について、賛成多数で承認となった。

◆ 5 ◆ 報告事項

・平松副会長から8月28日(土)に二年ぶりの総会と同窓会活性化のためのイベント「大討論会」を開催する旨の報告があった。
・ホテルアウィーナ大阪にて、今回の幹事会と同様に現地参加+Zoomを用いたリモート参加の形式で実施する予定。
・イベントについて、コロナ禍により大きく変わった状況で同窓会の活性化について多くの方と語り合いたいと思う。活性化とは、人や世代によって定義はまちまちだが、コロナが収束した後には執行部としていろいろなことをやっていきたい。現在、検討している方法は、現地ではパーティション等で空間を区切り、Zoom個別会議室機能を併用して世代ごとにグループ分けして討論する形式である。
・ただし、8月2日に発令される予定の緊急事態宣言期間中となるため、開催の可否について急遽議論したい。
【ご意見・質疑】
<総会開催について>
・飲食を伴わなければ開催しても問題ないのではないか。(高19期:加藤氏)
・国会なども開催されていることもあり問題はないと思う。(高20期:九鬼氏)
・コロナ禍のこともあり、10月くらいに時期をずらして開催してはどうか。(高15期:阪井氏)
・緊急事態宣言の発令後に何名参加するかによって決定すべきではないか。発令後に現地に参加する人が少ないのならばわざわざ大きな会場を借りて開催する必要はないと思う。それよりもリモート開催に力を傾けるべきである。(高59期:南野氏)
:会場(ホテルアウィーナ大阪)は緊急事態宣言発令中でも利用できる確約はあるのか?現地参加を申し込んだ後で会場開催が不可能となった場合はどうなるのか。(高43期:森川氏)
:ホテルに確認したところ、現時点では会場利用は可能との回答を得ている。実際に発令された後に変更となる可能性もゼロではないが、今のところ現地開催ありで進めたい。万一急に現地開催が不可能となった場合は、参加希望者に対し個別に連絡をする予定である。(牟禮会計理事)
<活性化について>
・討論会は具体的なテーマをいくつか提示しなければ、雑談で終わってしまうのでは。
(高19期:加藤氏)
・討論会は年代別のグループだけではなく、参加テーマをいくつか決めてグループを立ち上げ、参加者が興味のある会議に参加できるような形態はどうか。(高20期:九鬼氏)
・Web名簿での名簿管理も便利ではあるが、やはり紙媒体での名簿発行を希望したい。(高15期:阪井氏)
・バレーボール部OBOG会幹部として800名規模のバレー部OB会名簿を作成しているが、ここ10年くらいの若い卒業生はほとんどが名簿には名前のみの掲載を希望しているため、実質名簿としては意味がなくなっている。どうしても、であれば例えば年代ごとに線を引いて名簿作成するなど検討が必要ではないかと考えている。(古門副会長)
・バレーボール部OBOG会では、総会には役員と現役生のみでほとんど一般の出席者はおらず、その後の懇親会には年配者が多く参加するという状況である。世代を繋ぐものはないのか、他のクラブなどで縦の関係を深めている人の話を聞いてみたい。(バレーボール部・高25期:辻本氏)
・硬式テニス部OBOG会では、世代上下をどう繋ぐかが大きな問題となっている。手の届く範囲の先輩後輩に声をかけて10年間やってきたが、各世代で前後を繋げられる人材を見つけるしかないのでは。(硬式テニス・高33期:小山氏)
・名簿の作成は、情報管理が難しいため今後作らないのがスタンダードだと思う。何も開示したくない人は多数いるが、それはそこだけで情報が留まらない可能性を知っていて、リスクをしっかりと認識できているからである。そういう情報管理をどうやっていくかが今後の課題になるのではないか。一案として、メールアドレス等公開可の人には公開してもらいリソースとしておき、例えばこういう業界の人にアプローチしたいと誰かが思ったときに同窓会に連絡すれば同窓生同志を繋ぐことができる、そんな窓口を作ることがこれからの同窓会の縦横のつながりを広げる第一歩なのではないか。(高59期:南野氏)
・年代別で同窓会に対する感覚やニーズが異なるため、同世代グループだと活性化の意見が出やすいと思う。ただ、世代問わず議論するグループも立ち上げる方がよいのではないか。活性化するにはどうすれば?等のあえてテーマを決めずに自由に議論するグループや、逆にあるテーマを決めて深堀するグループなど、自由に参加できるような討論会はどうか。(高59期:南野氏)

⇒総会、イベントの開催そのものを現地で行うか検討し、最低でもオンラインのみでも開催を目指すこととする。イベントについては、年代別だけでなくテーマ別のグループを作ることも検討するので、幹事の皆様にはご友人など誘って参加していただきたい。
役員の間でも担当を決めて、幹事や同窓生に参加の声かけを行う予定である。

◆ 6 ◆ その他 
①本購入による寄附について
高7期長曽我部久氏より、著書をお送りいただいており、売上額全額寄付のお申し出をいただいている。よろしければご購入(寄附)をお願いしたい。(古門副会長)
②卒業生による講演会について
クリエイト・ラボを利用した講演会の開催にあたり、卒業生の講師紹介を依頼されている。
テーマは以下の3つである。
・グローバル:世界で活躍している人、していた人による留学や就労についての講演
・立志:ベンチャーなどで起業経験のある人による講演
・感性:芸術、デザイン、ファッションなどで活躍している人の講演
どなた該当するお知り合いがいる方はお知らせいただきたい。(浅田副会長)
③学校運営協議会について
学校の経営、運営を協議する学校運営協議会に同窓会も委員として参画しており、お金を出すだけでなく運営そのものにも関わっていることを知ってほしい。(浅田副会長)
④その他ご意見
・リモート参加の登録方法について
今回、幹事会のリモート参加を表明するにあたり、メールアドレスを記載するよう求められたが、誰でも見られる掲示板のようなサイトに個人情報を記載するのは問題ではないか。改善してほしい。(高57期:山岡氏)
・Zoom会議のURLについて
メールを受けた端末以外でも接続できるようにURLだけでなくIDパスワードを一緒に通知してほしい。(高34期:中川氏)
・Zoomによるオンライン会議は既にスタンダードなものになってきている。この総会はZoomに不慣れな人に慣れてもらう良いきっかけになるのではないか。海外からの参加も可能であり、同窓会にとってもオンライン開催が標準となる過渡期だと認識している。協力できることがあれば手伝いたいと思うし、そういう若い世代は他にもいると思う。学校から要望がある講演会もオンライン実施の可能性もあるのではないか。(高59期:南野氏)

◆ 7 ◆閉会宣言
・浅田副会長より閉会宣言が行われ、閉会となった。

 

                            以上


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