日時 平成29年9月11日(月)17:00~19:00
場所 高津高校同窓会室
出席者 ・記念誌委員会:安本・佐伯・浅田・牟禮
粕井・杉崎・田中・三好
・DNP:遠藤・関
・高津高校:伊勢田教諭・江西教諭
・同窓会:
・事務局:細田(記)
1.今後の進め方(検討課題)
議事に入る前に佐伯実行企画委員長及びDNPより、次の課題が指摘された。
1-1.基本編集方針
100周年記念HPトップ画面で公表している、4つの編集基本方針を再確認し、今後の編集を進める必要がある。
①「歴史資産の収集と保存」:「群芳」・「高津新聞」・「各期卒業アルバム」等の歴史データは既に入手されており、これらを記念誌でどう整理し次世代に残すかの検討が不十分ではないか。特に、「高津新聞」。
②「高津ブランドの継承」:GLHS10校の中で高津ブランド(「自由と創造」)を記念誌でどう表現し、どの程度の頁を割くかの議論が不十分ではないか。
③「同窓生ネットワークの再構築」:高津同窓会が独自に所有する、Web名簿(府立高校で先進的取組み)及び公式HP・フェースブック(他校に比して更新度で先行)をいかに記念誌でアピール・周知するかの議論が不足していないか。
④「在校生参加型の制作体制」:自治会や現役クラブによる記念誌記事の掲載(寄稿依頼)を通じ、在校生の参加意識を誘導してはどうか。(例えば、ワンゲル部・ダンス部)
⇒次回の拡大記念誌委員会(11月20日(月))で方針を確認する。
1-2.予算との関係
・当初、単価5千円で5,000冊の印刷を想定していたが、100周年募金の寄付件数(約2,800件)を勘案すると、3,000冊に見直し、総支出を抑える検討をしてはどうか。
・記念誌及びDVDの表紙のグレイド(見栄え)を上げ、購入意欲をそそる為の予算増額を検討してはどうか。(「From KOZU」38号に予告記事の掲載を予定。)
⇒次回の実行企画会議(10月5日)で予算の見直しを含め検討する。
1-3.映像ビデオとの整合性
クリエイト・ラボのYouTubeの反響が大きく、今後、「記念誌」掲載写真と「式典」・「祝賀会」・「プロモーション」の各映像との整合性を図り、具体的な摺合せが必要ではないか。
①「群像Ⅰ(物故者)」の共通映像“写真”の、経済で武田長兵衛氏(中1)、文化で織田作之助氏(中9)・藤原伊織氏(高18:直木賞)。
②「群像Ⅱ(生存者)」の共通映像“インタビュー”の、経済で岡藤正広氏(高20)、文化で森村泰昌氏(高22)、教育で宮原秀夫氏(高15:元阪大総長)。
③「式典ビデオ」で在校生を意識し、“もっと自由に。もっと創造。”として、例えば若手落語家(高58:桂紋四朗氏)、救急医療医師(高52:松浦裕司氏)、加えて、個人に限定せず、全国区で活躍している現役クラブ(例えば、ワンゲル部・化学部?)
④「祝賀会ビデオ」を意識し、記念誌の“特集”対象の、女性教師(NHK朝ドラ『はっさい先生』)・戦時下・甲子園出場・学園紛争・文春『交友録シリーズ』
⇒次回の式典キックオフ及び映像委員会(9月26日)で検討する。
1-4.作業の進捗
・2016年5月作成の『記念誌(書籍)制作スケジュール』と現状を比較すると、デザインレイアウト等が大幅にずれ込んでおり、例えば、2017年4月作成の『記念誌ページ構成(修正案)』と内容では、第1章(群像Ⅰ・写真で見る旧制30年・戦時下)・第3章(群像Ⅱ・高津の未来展望)の具体的イメージがDNPと十分に共有されていないのではないか。
⇒100周年記念事業の目玉であるクリエイト・ラボの掲載方針が議論されておらず、YouTube映像と記念誌の摺合せを含め、次回の拡大記念誌委員会(11月20日(月))で方針を確認する。
・第2章の「各期記事」の寄稿で、若い期で集まりが悪く、寄付金・クラブのルートを通じ年内12月までの掘起しを強化する必要があり、来年1月の「From KOZU」38号も活用する。
・第4章のクラブ記事に関しては一応の目途が立っており、10月末で一次締、2月末を二次締め切りとし、DNP遠藤氏が逐次、学校・同窓会から原稿を受け取り次第レイアウトを補正していく。(DNP・学校・同窓会のメール情報の共有を図る。)
・第5章の資料編で掲載予定の「教員在任期間の一覧」は、記念誌にはつきものであり、掲載するか否かを同窓会事務局の作業量を見て判断してはどうか。(粕井)
・作成可能な資料であれば、CD―Rに入れればいいのでは(牟禮)
⇒「教員在任期間の一覧表」は、次回の記念誌委員会(10月17日)に作業継続の可否を含め判断する。
1-5.DVD
DNP関氏より記念誌に添付するDVDについて、次のイメージ説明があった。
・本と同じ体裁で目次を載せ、また、検索の使用方法を入れた方が年配の方にも親切だと思う。
・DVDについてはパッケージに入れた方が本に貼り付けるよりも安価になる。
2.議事
安本記念誌委員長のアジェンダに基づき、次の報告・協議が行われた。
2-1.記念誌・各ページ構成案の進捗状況
・1918年~48年までは年表形式、各年1ページで、1949年以降に各年1頁をあてているが、記事が少ない年もあり、年内までに各年精査してほしい。(DNP 遠藤氏)
⇒次回の記念誌委員会(10月17日)で作業方針を検討する。
2-2.各期・各クラブの原稿依頼の進捗状況
・幹事のいない期、反応のない期にはクラブ(ワンゲル部等)を通じて寄稿者を募る。
・OB会の盛んなところを押さえていくのもいい。(伊勢田教諭)
⇒伊勢田教諭に連絡の取れる卒業生に連絡をしてもらう。
・一部クラブで、依頼原稿(1頁又は半頁)を超えるものが寄せられているが、公平性から当初の方針を堅持する。
2-3.高津の群像Ⅰ及びⅡの候補者
・「Ⅰ」・「Ⅱ」の候補者を絞り、今後は具体的な紙面を固めていく。
・これまで候補者を募る時の参考に、敢えて個人名を公表して来たが、そろそろ具体的な絞り込み段階に入ったので、候補から外れるリスクがあることから、個人名リストの公表を控えた方が良いのでないか。(佐伯)
⇒次回の記念誌委員会(10月17日)に検討する。
・在校生へのアピールに、有名でなくても高津らしい活動をしている卒業生を紹介したい。
⇒伊勢田教諭を通じて当たって貰う。
2-4.特集・コラムの候補
・特集記事の内容を、年内までに明確にしてほしい。(DNP遠藤氏)
⇒次回の記念誌委員会(10月17日)で検討する。
2-5.織田作の取扱い
粕井氏より織田作の取扱いについて、次の意見があった。
・織田作の顔写真や、在学中の旅行記を掲載した冊子が同窓会記念室にあるので、その表紙や署名の頁を含め、DNPにデザイン構成を依頼したい。
・式典や祝賀会の会場で、「ミニ織田作展」を企画してはどうか。
■第14回記念誌委員会:10月17日(火)16:00から、ASKA天王寺事務所にて開催。
■次回拡大記念誌委員会:11月20日(月)17:00から、同窓会室にて開催。
以上