ごあいさつ

もっと自由に。もっと創造。
高津高校の100年をふりかえり、次の100年に向けて

okafuji謹啓 皆様には益々ご清祥にてご活躍のこととお慶び申し上げます。
平素より、同窓会活動および母校の教育活動にお力添えを賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、本校は1918年(大正7年)に大阪府立第11中学校として創立され、1948年(昭和23年)4月から学制改革により大阪府立高津高等学校となり、2018年(平成30年)で創立100周年を迎えます。
この間、初代三澤糾校長が提唱された「自由と創造」を一貫した校風とし、母校を巣立った卒業生は3万3千人余を数え、我が国のみならず世界の各方面で活躍するに至っていることは、私共の大きな誇りとするところであります。
しかし、最近の母校を囲む教育環境の変化は激しく、この厳しい状況下で「高津」の伝統を守り続けるため、創立100周年を記念し、母校の教育環境整備の支援等を目的として、ここに『募金趣意書』をお送り致します。
皆様方におかれましては、この趣旨をご理解いただき、是非とも御協力を賜りますようお願いを申し上げます。

謹 白

創立100周年記念事業実行委員会委員長
伊藤忠商事株式会社 代表取締役社長

岡藤 正広(高校20期)

同窓会長より皆さまへ

■はじめに
平成25年8月の総会で、母校100周年記念事業を前提に同窓会会長をお受けしました。この重要な記念事業に関わることをとても光栄に感じつつ、就任して以降、同窓会全役員が高校、PTAと一緒に準備を進めてまいりました。ここに100周年記念事業の全貌をお知らせします。

■これまでの経緯
平成26年1月に「創立100周年準備委員会」(学校・同窓会・PTAで構成)が設置され、同窓会の方針は幹事会及び総会を通じて意見集約をしてまいりました。その後、平成27年8月の総会で、岡藤氏(高校20期)を委員長とする「創立100周年記念事業実行委員会」に移行することになりました。

■皆さまに知って頂きたいこと
2年後に控えた母校の100周年記念事業に向けて、同窓会長として皆さまにお伝えしたいことが3つあります。それは以下に説明させて頂く「会報の特別号シリーズ化」と、「記念事業実行委員会」と「100周年記念事業に向けての基本コンセプト」です。
同窓生各位のご理解とご協力を是非とも宜しくお願い致します。

saekikaicho

大阪府立高津高等学校同窓会
会長 佐伯 剛

「特別号」のシリーズ化について

tokubetugo同窓会報は、創立80周年事業(平成10年)の周知を目的に、平成9年2月に『高津高校同窓会報』として創刊され、その後、平成14年7月から会報名が『FROM KOZU』に変更され現在に至っております。
同窓会では、平成30年まで『100周年特別号』としてシリーズ化し、周年事業の周知を優先することから、従来の記事内容を一部圧縮させて頂くことがあります。(但し、会報に寄せられた記事の全文は「同窓会ホームページ」で掲載させて頂きます。)

記念事業実行委員会について

kaicho-iincho今回の100周年記念事業を実施するに当たり、重要な合意事項が、「100周年記念事業の主体は学校(生徒と教職員)であり、それを同窓会とPTAが一丸となって支援する」ことです。
『100周年記念事業実行委員会』は、5つの組織(学校、PTA、高風クラブ、同窓会、東京同窓会)が一体となり100周年記念事業の企画・実行を行っています。

【注】東京同窓会は本会から独立した「高津中学・高校東京同窓会」として設立・運営されている組織で、「高風クラブ」はPTA役員のOB会組織です。

記念事業コンセプトについて

jijyutosouzou実行委員会では100周年記念事業の基本コンセプトを、高津の一貫した校是である「自由と創造」の原点回帰を志向した「もっと自由に。もっと創造。」としています。
さらにそのメッセージを明確に伝えるため、三つのサブタイトルが挙げられています。その一つが「つながる」(100周年を機に、絆を固める)、二つ目は「支える」(教育の質を高めていく)、三つ目が「続いていく」(高津の誇りを次世代へ)です。